ギター通信

主にギターのメンテナンス・機材について記事を書きます。

【自分でできる】ギターのネック調整やりかたガイド【状態確認・手順・注意点を解説】

ギターメンテナンス

【自分でできる】ギターのネック調整やりかたガイド【状態確認・手順・注意点を解説】

この記事は簡単にギターのネック調整(トラスロッド)のやり方について、まずは知っておくおくべきポイントを分かりやすくまとめたガイドです。

 

ネックの状態確認方法や調整手順、頻度や失敗を避けるための注意点を具体的に初心者〜初級者でも安全に調整できるように解説していきます。

ネック調整で覚えておくべきこと

ギターのネック調整は主にトラスロッドと呼ばれるネック内に仕込まれた棒状の器具を回すことで行います。

調整前には必ず

状態確認 → 弦を緩める → 少しずつ回す → 状態確認

のサイクルを守ってください。

 

回す際は必ず少しずつ回し、無理に回さないようにしましょう。

トラスロッドの破損やネックの損傷につながります。

【簡易チェック】ネックの状態確認方法

ギターのネック

【簡易チェック】ネックの状態確認方法

以下の手順でギターのネック反りを確認します。

目視だけでなく、実際に弦を押さえて隙間を確認するのが確実です。

ギターのネック反り確認方法

手順 やり方
1. 指で押さえる位置 1フレットを人差し指で、最終フレットを逆手の小指で抑える。
2. 観察とタップ

7〜8フレットあたりの弦とフレットの隙間を確認。

12フレットを最終フレットを押さえてる手の人差し指でタップし、隙間を確認。

ネックの反り具合を確認できたら、次は調状態を判定し調整します。

判定と調整

状態 履き心地と調整方法
隙間が大きい(順反り)

弦高が高くなり弾きにくい。

トラスロッドを時計回りに、少しずつ締める。

隙間がほぼない(逆反り)

弦がビビりやすい。

トラスロッドを反時計回りに、少しずつ締める

わずかに隙間がある(適正)

理想的な状態。

無理に触らなくてよい。

 

【重要!!】ネック調整の手順

ギターの調整

【重要!!】ネック調整の手順

一度に大きく回さないことが何より重要です。

ここからは手順について解説します。

ステップ 内容
準備

トラスロッド用のレンチを用意。

弦を緩めてネック負担を減らす必要があります。

また、ギターによってはネックを外さなければトラスロッドが回せないギターもあります。

回す方向

順張りの場合→ 時計回りに締める。

逆反りの場合→ 反時計回りに緩める。

微調整

レンチの角度を30〜45度程度ずつ回して、反っていた方向とは逆に少しだけ圧力をかかる。

チューニングし隙間を確認。

確認と反復

チューニング→状態確認→必要なら繰り返し。

無理に1回で終わらせようとせず微調整を繰り返す。

【ポイント】ネック調整の意識

  • 最初は「ほんの少し」動かす。慌ててガツンと回さない。
  • 冬場や乾燥時は木材が縮みやすく、季節で微調整が必要になる場合がある。
  • フロイドローズ系や特殊ブリッジは手順が異なる場合があるので、専用の手順を事前に確認する。

【絶対に守る約束】注意点

  • トラスロッドはデリケートなので無理な力で回すと破損します、回らないと感じたら楽器店へ。
  • 不安なときは「楽器店での調整」を選択する。

ネック調整でよくある質問(FAQ)

ギターのネック

ネック調整でよくある質問(FAQ)
質問 回答
トラスロッドが固くて回らない場合は?

無理に触らず、楽器店で調整を。

固着したロッドを無理に回すと破損します。

どれくらいの頻度で調整すれば良い?

一般的には年1回程度の確認でOK。

ただし湿度や温度で、演奏頻度でも変わるため、違和感を感じたらチェックしましょう。

素人がやっても大丈夫? 基本的なチェックと少しの調整は可能だが、少しでも不安な場合や固着している場合は楽器屋へ。

 

慎重に行えばネック調整は自分でやることも可能ですが、不安があれば楽器店に相談することをおすすめします。

店舗によって価格の変動がありますが、トータルセットアップとして無料〜5,000円程度で調整してもらえます。

しかし、自分で調整しトラスロットが折れてしまうとネック折れ対応のように35,000円〜66,000円程度の金額に跳ね上がる可能性があります。

 

メンテナンスについて記載した記事に、楽器店のメンテナンス毎の相場について記載しておりますのでぜひ読んでみてください。

shu0shu.hateblo.jp

 

まとめ

ギターを弾く

まとめ

ネック調整はギターの演奏性に直結する重要なメンテナンスです。

状態確認・少しずつの調整・確認を繰り返すことが大切です。

 

固着や異音がある場合は無理に自分で調整しようとせずに楽器店に相談してください。

 

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